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第43章 彩香、会社に復帰する。

一般の席で同じ鰻を食べていた運転手に、

声をかけ、帰ることにした。

運転手は、こんなに美味しい鰻は初めてだと

興奮気味に礼を言っていた。

社長は、それを嬉しそうにニコニコ聞いていた。

専務「早く社に戻ろう。」

運転手「畏まりました。車を表に回します。

暫くお待ちください。」

運転手は、ささっと出ていった。

女将「お食事いかがでしたか？」

高梨「凄く美味しかったです。

御馳走様でした。今度は、専務が

夜に連れてきて下さるそうなので、

又３人で伺います。」

女将「それはそれは、専務ありがとうございます。

いつでもお待ちしております。」

専務「女将、彩香が美味しそうに食べるんだよ。

見てるだけで幸せになるんだ。

又来るよ。御馳走様。」

女将「専務、こちらこそ御馳走様です。

お熱いですね(笑)」

専務「彩香のオノロケなら、

何時間でも聞かせるぞ(笑)」