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続おデブが愛されちゃダメですか?
第10章 隼人と要、菫さんにカミングアウト
「わかりました。

気を付けて行ってらっしゃいませ。」

「急ぐので、これで」

彩香は、重たい体をゆっさゆっさ揺らしながら

エレベーターまで走った。

それだけで、汗がどっと出た。

「やだ!どうしよう?汗臭くないかなぁ?

シャワーしたいなぁ。でも時間無いや(-_-;)

もう少し余裕をもって言えば良かったよ。

もう出たかなぁ?タクシー待たせたら

お金かかるし、仕方ない。」

エレベーターの中で、クンクン匂いを嗅いだ。

「???どうだ?臭い?困った。」

要さんに電話をかけた。

「もしもし要さん、もうタクシー乗ってますか?」

「どうしたの?もう乗ってるけど」

「それなら、いいです。」

「どうした?用意できてないの?」

「シャワーしたかったなぁ?って、思って、

ごめんなさい。」(シュン)
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