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第52章 プロポーズ？

「俺だって、ずっと彩香に片思いしてたんだぞ。

ずっと彩香を思っていたんだ。

好きになってもらえる自信なんて無かった。

彩香と両思いだと分かった時、

どれ程嬉しかったか、幸せだったか、

この幸せを誰にも譲らないと思った。

彩香を誰にも渡さない。

俺が、彩香を愛してるんだ。

他人に兎や角言われる筋合いは無いよ。

彩香を愛するのは俺の特権だ。

彩香に愛される特権は、俺にだけある。

俺と彩香の間には誰も入れない。

入り込む隙間など無い。」

「真ぉ～グスンありがとう。

いっぱい愛してくれてありがとう。

真が愛してくれてるって、

ちゃんと分かってるよ。

それでも、みんなの思いもあるだろうから

専務をゲットするためだけに

入社してきてる女性もいると思うから、

邪魔されたら、腹立つよね？

彼女達にとって綾香は、

目の上のタンコブでしょ？」