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第54章 本気のプロポーズ！

「真は悪くない。彩香が悪いの。

彩香が、彩香が、彩香が悪いの。

わぁーーーーーーーん」

彩香は大泣きしてしまった。

「彩香は何も悪くなんか無い。」

「彩香が、ぐすん

スタイルよくって綺麗だったら

誰も何も言わないのに、

彩香が、こんなんだから

わぁーーーーーっ」

「今のままの彩香を愛してるのは俺だから

彩香が彩香じゃなかったら愛さないよ。

彩香は、俺の好みドストライクなんだから

何で色々言われなくちゃいけないんだ。」

「彩香を愛してる真が

おかしいって思われるのが辛いよぉ～。」

「クッソー！」

真は、悔しくて仕方なかった。

彩香ひとり守りきれない己が情けなかった。

「彩香？専務室で仕事できないか？

心配で、ひとりにできないよ。

又彩香が泣いてるんじゃないかと

考えたら、仕事が手打手につかなくなる。」

「そんなことできないよ。」