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第54章 本気のプロポーズ！

やれやれ先が思いやられると思った彩香だった。

社食のおばちゃんが、彩香と専務にも気づき

大きな声で「彩香ちゃん久しぶりねぇ。

今日は王子さまと一緒だね(笑)」

彩香「おばちゃん、恥ずかしいから止めてよぉ」(汗)

専務「ハハハおばちゃん、

王子さまって私のことかな？」

社食のおばちゃん

「ガハハハ。他にいてないでしょ～(笑)」

専務「ありがとうございます。ハハハ」

彩香は、顔を真っ赤にしながら

ただ早くこの場を逃れたいと思っていた。

二人は、唐揚げ定食をもらって

席を探した。いつも並んで食事するので

真は、並びの席を探していた。

彩香は、並んで座ると、

真は絶対触ってくるから

向い合わせの席を探していた。

二人同時に互いの希望の席を見つた。

でも、真の希望の席の方が近かったので

「あそこに座ろ？」って言われてしまい

彩香はしぶしぶその席に座ることにした。