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続おデブが愛されちゃダメですか?
第10章 隼人と要、菫さんにカミングアウト
菫「先ずはシャンパンで乾杯しましょか?

二人の幸せな未来に乾杯!」

「「乾杯」」

菫「いっぱい食べて、いっぱい飲みや!」

二人「・・・・・(-_-;)」

自分達もだけど、コックも、メイドも、近藤さんも、

眠れない夜がまだまだ続く事を、可哀相だと

真は思っていた。それは、隼人も同じ思いだった。

たわいもない話をしながら、

菫は、久々に孫と真と一緒に飲めて、嬉しくて

仕方なかった。上機嫌で、酒が進んでいた。

酒豪?ザル?そんな言葉が当てはまる菫だった。

二人は、潰されないように、のらりくらりと

ちびちび飲んでいた。それを見て、

「飲みなさいや!楽しいなぁ?隼人、

よー来たな?よー話してくれた。婆ちゃん嬉しいわ」

菫さんが、自分で『婆ちゃん』なんて

言うこと無いから、余程嬉しかったようだ。

珍しく、酔っぱらっているのか、

そんなにゴクゴク飲むものじゃなくても、

ドボドボ注がれて、びっくりした。
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