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第56章 記者会見

彩香は、このまま何もせずにいたら、

改善することは無いだろうということは

明らかで、それなら、何かしてみて

ダメで元々なのだから、真が

自信満々で、考えに考えての事だろうから

やってみるのも良いかと思えてきた。

それを、真に言ったら、

「ありがとう。彩香、きっとわかってくれる。

こんなに愛し合っているんだから。」

「ごめんね。彩香が、おデブじゃ無かったら

みんなにバカにされないですんだのに

真にも恥ずかしい思いをさせて

悪いと思ってる。ごめんなさい。」

「彩香、怒るぞ！今のままの彩香を愛していると

何度も言ったよね？彩香だから愛してるんだ。

彩香は、俺の事恥ずかしいって思うのか？

俺に愛されて、迷惑だと思うのか？」

「そんなこと、思うはず無いでしょ。

真が愛してくれる事をホコリに思う。

愛されて、凄く嬉しいし、幸せだよ。」