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第56章 記者会見

「真が、始めたんだよ？」

「だって、彩香が俺を虜にするからだろ？」

「そんなこと言われても、

わからないよ。彩香、別に何もしてないよ？」

「それは、違うよ。彩香を愛してるんだから、

彩香の照れる顔とか見たら、

キスしたくなったり、

抱きたくなったりするのは、

仕方ないだろ？」

「･････彩香だって、真が熱い眼差しで

見つめてくるでしょ？そしたら、

キスしたくなるし、抱き締めて欲しくなる。

一緒だね？愛し合ってるんだから

仕方ないね(笑)」

「そうだろ？帰るまで我慢しような(笑)」

「社長室に行こうよ。二人っきりは危ない(笑)」

「確かに、危ないな(笑)」

二人は、専務室を出て、秘書室に入った。

専務「宮野さん、ご苦労様。

よろしくね。」

宮野遙は、満面の笑顔で

「はい。頑張ります。

よろしくお願いします。」

頭を下げた。