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続おデブが愛されちゃダメですか?
第56章 記者会見
二人は、カメラが回っていることを

すっかり忘れていて、

いつもの二人だった。

彩香は、首を何度も横に振った。

「ありがとう。嬉しいよ。

嬉しすぎて涙が出ちゃった。」

彩香は、涙を流しながら笑った。

「彩香は、泣いても笑っても可愛いな。」

「真だけだよ。そんなこと言ってくれるの。」

「良いだろ?他の男に言われたいのかな?」

「うううん。真だけでいい。」

「だろ?」彩香を抱き締めて

頭をヨシヨシした。

宮野遙「専務、カメラ回ってますよ。」

専務は、照れ笑いで

「忘れてた。」って言いながらも

彩香を抱き締める手を離そうとはしない。

宮野遙「本当に愛し合ってますね。

私まで幸せな気持ちになります。」

彩香「真?まこぉとぉ~!恥ずかしいから」

専務「良いだろ。結婚するんだから

愛し合ってるのがわかって良いよ。(笑)」

宮野遙「早く進めませんか?」
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