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第56章 記者会見

「彩香、先に寝ちゃったから

ひとりでシャワーしたんだよ。

だから、今回は一緒にシャワーしよ？」

「シャワーだけじゃ済まなくならない？」

「う～ん･･･それは、何とも言えない。」

「じゃあダメ！」

「彩香、しないから一緒にシャワーしよ？

髪洗ってあげるから一緒にシャワーしようね？」

いつもは、引き下がるのに

今日は何故だか引き下がらない真だった。

彩香は、何か意図があるのか？

直ぐ食べれる物があるか？

頭の中で考えて、

少しならどうにかなる！

今日は我が儘きいてあげようかな？

一緒にメインのバスルームに

行くことにした。

真は、本当に嬉しそうに笑っていた。

その笑顔を見れるだけで、彩香は幸せで、

毎日一緒にシャワーしようかなぁ？なんて

思うほどの、素敵な笑顔だった。

「あっ！」真が大きな声で

「忘れてた！」