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第58章 真と彩香の婚約を祝う会

真の悪友達は、真を冷やかしながら、

舞は、目をうるうるさせて見いっていた。

理は、拗ねて見ていなかった。

梨々香と、菫と、お父さんは、

ニコニコしながら見ていた。

彩香は、恥ずかしいのと、嬉しいので

真っ赤になりながら、真の手を握っていた。

見終わって、最初に言葉を発したのは

由依だった。

「真さん、やっと愛せる人に

出会えたんですね？良かったですね。

こんなに優しい顔をした真さん

初めて見ました。」

真「俺、由依ちゃんには、優しかっただろ？」

由依「勿論、私には優しかったですよ。

でも、それは私が妹枠だからですよ。

妹であって、女性ではない。

恋愛対象じゃないからですよ。

違いますか？」

真「違わないかな(笑)」

由依「でしょ？優しくなくてもモテるから、

いっぱい女性が寄って来ていたでしょ？

でも、どこかでバリアを張っていませんでしたか？」