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第59章 真と彩香の婚約を祝う会の後のそれぞれ

理人は、赤ちゃんに悪いって

思いがあって、我慢していたんだけど

梨々香は、夫婦が仲良しの方が

赤ちゃんは、幸せだと思っていたから、

妊婦のセックスの仕方を書いてある

冊子を、産婦人科から貰っていたので

それを理人に見せて、

これを期に、毎日とは言わないけれど

愛し合いたいと、理人にお願いした。

理人も、我慢していたから、

「良いの？大丈夫？」って言いながらも

嬉しそうに、梨々香に口付けた。

真と彩香、聖夜と舞のような

濃厚さは無いけれど、

二人には、安定した愛があった。

形は色々有るけれど、それぞれの愛が

溢れた夜だった。

事を済ませたら、優しく

梨々香を後ろから抱き締めながら

「梨々香、大丈夫？苦しくない？

赤ちゃん大丈夫かなぁ。」