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第60章 婚約報告『娘さんをお嫁にください。』

父「彩香ちゃんは、真に甘すぎるよ。」

彩香「だって、愛していますから、

愛されての焼きもちですから、

嬉しいんですよ。」

真「彩香ぁ～！ありがとう。」

父「やれやれ、お前たちには負けるよ。

お父さんは、寂しいぞ。」

彩香「お父さん、ごめんなさい。

でも、お父さんの事大好きですからね」

父「ありがとう。こんな焼きもち妬きの真だけど

末永くよろしく頼みます。」

お父さんは、頭を下げてくれた。

「お父さん、やめてください。

こちらこそ、末永くよろしくお願いいたします。」

彩香も、深々と頭を下げた。

父「ハハハ、彩香ちゃん、

そろそろ朝食食べたいな？

時間大丈夫かな？」

彩香は、はっと我に返り

急いでキッチンに向かった。

キッチンにお手伝いさんが待っていてくれて、

今日は、シェフがお休みらしく、

お手伝いさんが、彩香の手伝いをしてくれる為に

待っていてくれたのだった。