パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第60章 婚約報告『娘さんをお嫁にください。』

運転手「こちらでよろしいですか？」

真「ありがとうございました。

あのタクシーでお帰りください。」

運転手「ありがとうございます。

助かります。」

真は、小さなポチ袋に心付けを入れて渡した。

運転手「いただけません。

お給料いただいてますから、」

真「時間外手当てですよ。

もらっておいて下さい。

タクシー代も気にしなくて良いですから

ありがとうございました。」

運転手「本当に、これは」

真「山名さんも、気にしませんよ。

私の気持ちですから

おやすみなさい。」

「運転手さん、よろしくお願いします。」

山名家の運転手を、タクシーに押込み

帰らせた。

二人は手を繋ぎマンションの中に入っていった。

コンシェルジュに礼を言って、

エレベーターに乗り込んだ。

二人は、待ちきれなくて

抱き締めあってキスしだした。

熱い夜の始まりだった。