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第64章 結婚後、初出勤

彩香は、ドキドキしていた。

会社のみんなは、どんな反応をするのだろう？

私を、専務の妻だと認めてくれるのだろうか？

とても不安だった。朝から、口数少なく

顔に不安の文字が書いてるように見えるくらい

不安がっていた。

それを真はひしひしと感じていたから、

真「彩香？何も不安に思わなくて大丈夫だよ。

彩香は、専務の妻だ。

専務自身が、専務の妻にしたいと

思った女性は彩香だけなんだ。

それをわかってほしい。

彩香だけを愛してる。

だから、自信をもって堂々と

していたら良いんだよ。」

彩香「ありがとう。」

真「俺の奥さんは、彩香ただ一人。

彩香しかいないんだ。

俺が愛してるのは彩香だけだって、

知ってるだろ？知らないって言ったら怒るぞ！」

彩香は、真の言葉が嬉しくて、

涙が止まらなかった。