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第15章 大阪のショールームに･･･

支社長「全体的を、先ず見ていただいて、

高梨さんなら『こうするのに？』とか、

違和感を感じた箇所を教えてくれませんか？」

高梨「分かりました。どこから見ていけば

宜しいですか？御案内お願いします。」

支社長、専務、彩香、

そして、林課長も一緒に着いてきた。

彩香は、集中しようと思うのだが、

林課長が気になって、集中できずにいた。

そんな彩香を気遣って、

専務「高梨さん、大丈夫？疲れてるよね？」

背中をポンポンと優しく叩いてくれた。

彩香は、真の優しさで、落ち着くことができ、

集中することができた。

彩香「専務、大丈夫です。ありがとうございます。」

ニッコリ笑って見つめた。

その笑顔を、林課長は、

本来なら自分に向けられる笑顔なのにと、

腹が立って仕方なかった。

鬼の形相で専務はを睨み付けていることを

彩香も真も気づいていなかった。