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続おデブが愛されちゃダメですか?
第20章 大阪最後の夜
真が、要と電話を終えて間もなく、

彩香が目を覚ました。

「真?」

「彩香?起きたんだ。大丈夫?」

「うん。ごめんなさい。」

「何謝ってるの?彩香は、何も悪くないんだから

謝らなくて良いんだよ。

要と山名さんに電話しといたからね?

明日、マンションに着てくれるって言ってたよ。

彩香の事心配してた。」

「山名のおじ様に、心配かけちゃったね?

要さんにも・・・」

「それは、気にしなくて良いよ。大丈夫

彩香は、俺が守るから、大丈夫だ。」

「真、ぎゅーーーっとして?真に、

ぎゅーーーっとしてもらうと落ち着くの」

真は、笑顔で「おいで?」両手を広げて

彩香を待った。彩香は、真の腕の中に飛び込んだ。

「真ぉ、怖いよ。もっとぎゅーーーっして?」

真は、力いっぱい抱き締めた。

「彩香、怖いよな?ごめん。

何もしてあげられなくて、ごめん」

「そんなこと無いよ。」
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