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第21章 真と彩香、要、山名弁護士親子と作戦会議？

ギュッと一度抱き締めてから

インターホンに出た。「ハイ」

「藤堂様、山名様３名様でいらっしゃいました。」

「３名？」

圭子「真さん、お久しぶり。彩香ちゃんが心配で

着いて来ちゃったの。ごめんなさい」

真「ご心配お掛けして申し訳ないです。

どうぞ上がってきて下さい。」

エレベーター前に出ていった。

彩香は、おじ様達に心配かけてはいけないと

泣き止まないとって思うのに、次から次へと

涙が止めどなく溢れ、どうする事もできずにいた。

要は、思わず抱き締めていた。

山名親子がエレベーターで上がってきた。

真「わざわざ申し訳ありません。

どうぞ入って下さい。」

圭子「彩香ちゃんは、大丈夫なの？」

真「今、泣き出して、止まらなくなってます。」

遼太「彩香を、どうして泣かせる？

あんたなら、彩香を幸せにしてくれると思ったから

俺は諦めたんだ。なのに･･･」