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第23章 聖夜と舞もラブラブ？

「やっと顔見せてくれた。」

聖夜は、舞の涙をハンカチで拭ってやった。

そして、瞼にキスした。

「私には、瞼にしかキスしてくれないの？

彩香ちゃんには、口にしたんでしょ？ウゥ～」

「良いの？唇にキスして？」

「やだ！」

「本当にイヤなの？」

「聖夜は、私と結婚したいの？」

「勿論、舞と結婚したいよ。」

「ご両親は、何て言うかしらね？

反対するんじゃないの？

女医さんとの結婚を望んでいるんでしょ？」

「そうだな。それが望ましいと思ってるんだろな？

親父もお袋もドクターだからな。

俺の嫁もドクターが良いと言ってたよ。」

「ほら、やっぱり、私じゃダメじゃない！

付き合えば、付き合うほど、捨てられた時の事を

考えると、悲しくなる。私は、ドクターじやない！

聖夜のご両親が、気に入るはず無いでしょ？」