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第24章 聖夜、両親と対峙する。

父「聖夜！お前自分の立場を分かっているのか？」

聖夜「父さん、母さん、俺は今まで

何の疑いもなく、医者になるために勉強し、

何の疑いもなく、医大にいき、医者になった。

それしか、道が無かったからだ。

何の疑いもなく、

父さんと母さんの敷いたレールに乗せられて、

今まで頑張ってきた。」

母「貴方は、よく頑張ってるわ。」

聖夜「だろ？頑張ってるよな？

これだけ、頑張ってきたんだ

１つくらい我が儘聞いてもらっても

良いと思わないか？」

父「お前、何が言いたいんだ？」

聖夜「俺、ここに入ってきた時に、

気になったんだけど、あの山になってるやつ、

お見合い写真だろ？」

母「そうよ、うちと釣り合うお家のお嬢さんや、

女医さんのお見合い写真よ。

貴方の気に入る子がいると良いんだけど？」