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第24章 聖夜、両親と対峙する。

一人のナースが、「聖夜先生、何かご用ですか？」

近寄りながら話しかけてきたけど、

聖夜は舞しか見てなかったから、

話しかけてきたナースの横を通りすぎながら、

「舞？帰るね。彩香ちゃんの様子を見てくるよ。」

「聖夜先生、困ります。」小声で話した。

「えっ？彩香ちゃん所に行ったらダメなの？」

「そんなこと言ってません。

私も気になりますから、行ってきて下さい。

彩香ちゃんを、お願いします。」頭を下げた。

「舞は、良い子だね。」頭を撫でた。

「キャーーー！何？何？何？」ナース達が大騒ぎ！

舞は、後が怖いよ･･･!

聖夜、明日お仕置だな？

「彩香ちゃんと、真さんに

よろしく言ってくださいね？」

「分かったよ。行ってくる。」

頬に触れて微笑んだ。

「みなさん、お騒がせしたね？

夜勤頑張って下さい。じゃあ」

片手を上げて帰っていった。

その後、舞が、みんなに囲まれて、

色々聞かれたのは言うまでもなく

次の日には、聖夜と舞の婚約話で

病院中持ちきりだった。