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第27章 林を追い詰める為に

社長「わが社にとって一大事です。

林を野放しにはできません。

高梨だけではなく、他の女性社員にも

何かしている可能性もありますよね？

さっき、盗撮カメラが取り付けられてる

可能性があると聞きました。

被害が拡大する前に、

取り除いていただきたい。

林を探しだし、確保していただきたい。

そのためなら、出来る限りの協力を

させていただきます。

わが家の嫁になる彩香を

どうか助けてやって下さい。」

もう一度頭を下げた。

真も彩香も一緒に頭を下げた。

山田「私達も全力で捜査にあたります。

ご協力よろしくお願いします。」

山田の携帯が鳴った。

「失礼します。もしもし山田」

刑事Ａ「ゴニョゴニョゴニョ」

山田「うん。うん。分かった。

そのまま尾行してくれ。気づかれるなよ。」

電話が切れた。

みんなが一斉に固唾を飲んで山田を見ていた。