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第29章 大掃除開始！

上本「専務、高梨さんのロッカーに

盗撮カメラが、それから、ブラを盗まれてます。」

ロッカーの中を指差した。

女子捜査員「パンティーに、

精子と思われる物が付着しています。」

真「彩香？怖いよね？」

抱き締めて、頭を撫でていた。

その姿を、林は、顔を真っ赤にしながら見ていた。

タブレットを持ち車を運転して、

会社に向かった。

「アーチャン、助けに行くからね？」

専務の奴、アーチャンを抱き締めやがって、

許さない。僕のアーチャンを取り戻す。

自分を(正義のみか)だとでも思っているのか、

彩香を、専務から助け出すつもりのようだ。

妄想の世界に入っていた。

会社の外にも警察がいるかも知れない。

少し離れた所で車を停車して、

彩香のスマホに電話をかけた。

彩香は、真に抱き締めて貰って、

落ち着いてきていた。

彩香のバイブにしていたスマホが振動した。