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続おデブが愛されちゃダメですか?
第34章 二人は愛の巣へ
「もしもし、彩香ちゃん、こんな早くに

何かあったの?」

「ううぅ~、おば様、ここには居られない。

助けて、おば様助けて!」

彩香の心の叫びだった。

「分かった。迎えに行くから、待っていなさい。

話は、会ってから、待っているのよ?

分かった?」

「はい。ごめんなさい。朝早くに

ごめんなさい。」

「何言ってるの、おばさんに、

救いを求めてくれたんでしょ?

嬉しいわよ。何も言わずに、居なくなられたら

おばさん、怒るわよ。行くから待っていて。

電話切るわよ。」

「はい。」電話を切った。

彩香は、いつでも出れるように、

準備はしてあった。

旅行鞄に、三日分くらいの衣類は入っていた。

通帳や、印鑑、一年や、二年くらいは

生活できるお金もあった。

部屋を借り、ゆっくり仕事を探そう。

彩香は、真の元を出る決意をしていた。

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