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第35章 さようなら真

彩香は、涙を止めれなくて、

泣いて、泣いて、泣いて、

「真が、おっぱいを触ったんです。

怖くなって、拒否しました。

自分でも、分からないんです。

何故拒否したのか？何を怖がったのか？

私が、真に触られて、林の事を

思い出すのが怖かったからなのか？

真が、触ることで、真が、林に触られたことを

思い出すのが怖かったからなのか？

真の大好きなおっぱいを舐められてしまった。

真は、悔しかっただろうと思うんです。

真が、私のおっぱいを見る度に、

その事を思い出すのが、怖かったからなのか？

思い出されると、思って

悲しくなるのが怖かったからなのか？

たぶん、全て当たってると思います。

沢山の思いが、重たくて、

ずっとそんな思いを抱いて、

引け目を感じながら一緒にいることに

恐怖を感じたのかも知れません。

だから、おっぱいを触られて

逃げたのかも知れません？」