この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ババア抹殺計画
第1章 昼寝をするババア
………………
ピタッ!
おかしいな、森に入ってから…
人の気配が、消えている…
ーーーーーーーーー
くのいち、勝恵ババアは、杉の大木の枝にとまり、敵の気配を探していた。
しかし気配が消えている。残りのくのいちは、何か罠でも仕掛けているかもしれない。
辺りはもう薄暗い。さすがの勝恵ババアも、慎重になっていた。
むむむ、ならの木が積まれているな…
原木の椎茸でも作るのか?…
勝恵ババアが下を見下ろしたら、長さ三尺ほどに切られた、ならの木が沢山積まれていた。
なんだ、木の樽も置かれているな?…
さらにその隣には、大型な木の樽も置かれていた。蓋がされているので中身は見えなかった。
シューーーー!!
…………………………
グサッ!
グサッ!
う、危ない!!…