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第23章 優しさ……

お湯に浸かりながら、一人で頭を
整理しようとした。

かおり様が居なくなって、
ご主人様の支えになりたかったのに
あんなに綺麗な奴隷っていう人が
二人も現れて……

ご主人様に動物以下とか惨めとか
言われて、最低な奴隷……
見物するだけ？
ご主人様に私は必要？
見物されるだけの奴隷なんて
解放してくれればいいのに。　

何も考えたくない……
涙だけが溢れてきた。

お風呂から上がり、ダイキ様が
タオルを持って待っていてくれた