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初恋の男に多頭飼いされました!
第9章 秘密
『そんな時にたまたま、メッセージを
送ったのが達也様で、私は自分でSMなんて
できないと思っていたし、誰かと身体を
重ね合わせることもないと思っていたの。
私の人生なんて、何にもなくて、
誰にも気ずかれないで死んで行くだけ……って
考えてたの。両親も亡くなって、頼る人も
誰も居なくなって、ご主人様が会ってみない?
って……』
私はこんなこと聞いてよかったんだろうか……
私はただ、妬いただけなのに。
『それで、私はあまり激しいこと、できない
かもしれない。達也様を楽しませられない
かもしれない。達也様はかおりの最後まで
一緒にいると言ってくれて、俺の為に
生きないかって……私は達也様より先に
死ぬだろうし、奴隷として何もできなく
なるかもしれない……それでね、達也様には
多頭飼いして欲しいって頼んだの……』