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第11章 固定バンド散歩

いかにも……という姿……
肉便器という文字に
興奮している私がいた！

『かおり！これから、電車に乗せる！
リモコンを持ってめぐに近づきすぎない
場所で操作するんだ。指示は
携帯におくる』

『わかりました』

『仕事だ！行ってこい……』

『はい……』

マンションから駅に向かう……
すれ違う人が何度も、振り向いてくる。
いかにも怪しいのだろう……


駅について、人が増えた場所で
バイブのスイッチが入った……
ブィーンと音が響いている……
こんなに他人の目が気になったこと
あっただろうか……

こんな人前でバイブに犯されている私……
こんな場所でする意味あるのだろうか……
ご主人様の所有物である私は
ただ、　自分の気持ちを消して
ご主人様の人形だと思い、電車に
乗り込んだ……