この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
梅の湯物語
第8章 金曜夜の商品開発会議
「しっかし 驚いたね」

湯呑みに酒を注ぎながら達吉が口火を切った。

「まさか結城町の皆さんがバスツアーで来てくださるたぁ ありがてぇ」

隆も頷く。

「あれだな、お正月に来てくれた重さんのお陰だな。
 相当気に入って“桃源郷だ”って何度も言ってたもんなぁ」

そうだ、そうだとみんなの相槌


「そりぁ、あれだよ
 千鶴さんのお手前披露されれば
 そりゃ桃源郷にも竜宮城にもなっちまぁな」

健二が言えばみんなが深ーく頷いた。


「で?今夜はなんの招集だい?」

隆が聞けば

「この“桃源郷”ブームに乗っかってひとつ名物なんか増やそうかと思ってね」

区役所に勤める雅樹が言えば

「はぁ 役人はこすっからいこと考え付くね」

達吉があきれたように酒を煽る。

「ブームなのか?」

亮太が聞けば

「マニアの間でね」

雅樹がニヤリと笑った。


/161ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ