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甘い時間は2人きりで
第6章 気持ちよくなって:甘い夜と練習編
「も、無理無理…もう、いい…」
限界まで舐めていたかったが、春人に懇願されたのでソコから顔を離した。
快感から解放された春人は、肩で息をしながら、ゆっくりと呼吸を整えていく。
固く閉じていた瞼は開き、瞳が微かに潤んでいるように見えた。
「今日は、手コキで十分やったのに…フェラとかアカンよ…」
「ごめんなさい…」
春人を気持ち良くしたい思いが先走った結果、また春人を傷つけてさまった。
俯いていると、頭を優しく撫でてくれた。
「ごめん、落ち込まんといて。嫌じゃなかったけど、さっきのは余裕無かった」
「本当に?」
「『茜さんに舐められてる』ってだけで、すげえ興奮してイキそうになった」
そこで言葉を区切ると、向かい合う体勢で抱かれてキスをされる。
チュッチュと啄むような長いキスの後、こちらがトロけそうな色気を含んだ笑顔を向けてきた。
「フェラしてくれて嬉しかったよ、ありがとう」
お互いの唇を吸い合うキスをしていると、優しく後ろに押し倒された。
上に乗られ、耳元でいやらしく囁かれる。
「今度は俺の番。2週間分の愛、全部あげるね」