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甘い時間は2人きりで
第8章 デート
私が先にイクと、追って春人も達した。
「う、イク、うっ!」
腰を打ち付けると、密着させた身体が小さく震えた。
グッタリと私の背中にくっ付いたまま動かない。
「…重い」
「ふふっ、ごめん…」
私から離れて、後処理をしてから私の身体を拭いてくれた。
布団に入った春人にキスを沢山もらう。
エッチの時に出来なかった分、長く優しく唇を吸われた。
甘い余韻もあって、春人にくっ付きたくなり、胸元に抱きついた。
少し驚いたようだったけど、すぐに笑いながら頭を撫でてくれた。
「甘えん坊さん…」
「…いいじゃん」
「ええよ、いっぱい甘えて…」
残りの時間は時おりキスをしながら、話をしていた。
その間も春人の身体に抱きついたまま。
ーーーーーーー
帰りの車内では…
「茜さん、エッチして疲れたやろ?寝ていいよ」
「…大丈夫だから」
5分後…
「海綺麗やね…ほら見て」
「……」
「…茜さん?」
「……すぅ」
「寝てるし…今日は楽しかったよ…また行こな」