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第9章 年下彼氏の甘い看病

もう片方の手が、お腹や腰をゆっくり撫で回していく。
指先を僅かに滑らせる絶妙な力加減に、触れられた箇所から快感が生まれていく。

胸元に手が移り、円を描くように手が動く。
軽く撫でただけで勝手に反応してしまう。

「あぅ…やだぁ…」
「想像して。どんな風に舐めて触ってるか、俺がどんな顔してるか…」
「あ…」

再びキスをして、舌を挿し込まれる。
見えない春人の首元に抱き付き、舌に縋り付くように絡ませる。

余裕の有る笑みを浮かべながら、でも目の奥に欲望の光を滾らせてこちらの様子を眺めている姿を想像して、秘部がより熱くなっていく。

「んふ、ううっ…」

胸に這わせていた指が、硬くなった乳首を弄り始めた。
快感から身体が震え、舌に強く吸い付いた。

タオルを被せられて怖さがあるのに、ずれるたびに自分で瞼に被せている。
それは今まで味わったことの無い快感に興味が出てきたから…