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甘い時間は2人きりで
第2章 夜のレッスン
お尻を触られても気持ち良さは余りなくて、どちらかと言えばくすぐったい。
「お尻はあんまり感じやんか?じゃあ…」
チュウ…
「あん!」
「くすぐったい?」
くすぐったくない…
うなじに軽く吸い付かれ、首筋に舌を這わせるだけで、身体の奥がぞわぞわしてくる。
自然と漏れ出る変な声を聞かれたくなくて、枕に顔を押し付け、声が出ないようにする。
「ん、んん…」
「声我慢しないで。俺に聞かせて」
「ひゃ、あん…」
耳元で囁かれただけなのに、快感が沸き起こる。
私、変になっちゃったのかな?
「あ、はぁん…」
耳たぶを歯で甘噛みされ、口内に含まれたそれをチュウと吸われると、ピクピクと身体が反応する。
耳の穴をねっとり舌で舐められて、身体の奥を早く触って欲しくなってしまう。
「可愛いよ、茜さん…」
春人の低くて艶のある声…
私の気持ちいい部分を少しずつ開発していく春人の指…
それらが私を快感の渦に巻き込んでいく…