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第19章 混浴露天風呂

シュンとうな垂れた春人の頭をワシャワシャと撫で上げた。

「それに、混浴だからって興奮しすぎ。急に誰か入ってきてたら、他人のフリしても絶対疑われるって…」
「だから、大丈夫やって」
「どこからそんな自信が！」
「だって、今貸切にしてるから…」
「か、貸切!?」

混浴なのに、それ目的の人が来ないと思ったら…！

「え、春人そんなお風呂1つ貸し切れるほど権限あるの!?」
「そんなセレブなやり方じゃなくて。この風呂は貸切専用で、1時間だけ好きに使えるんやって」

よく見たら、お風呂はそんな広くないから、貸切用なのが分かった…
貸切って分かってたら、変な心配せずにビクビクしながら入らなかったのに！！

「な、だって…」
「なに？貸切って分かってたら、もっとやらしく乱れてたって？」
「…！！」
「また図星？ホンマ可愛い…」

今度のは、図星って言うのは当たってるかも…

「……私は誰か来る状況でエッチするのは好きじゃない…気が散って楽しめない」