パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第20章 イメチェン

「おはよう」
「おはよ…うわっ！え、先輩!?」

週明け、出社すると皆に驚かれた。
…と言うのも、イメチェンしたから。

肩甲骨辺りまで伸ばしていた髪を、思い切って首回りまでカットしてすいてもらった。
首回りがスースーするけど、頭が軽くなったし、洗うのも楽。

「先輩、どうしたんですか？もしかして…失恋…」
「してません！髪型変えてみようと思って」
「そうだったんですねー。凄い似合ってますよ」
「ありがとう」

そんな千代ちゃんは社員旅行以降、南くんと一緒に居ると場面を何度か見かけるようになった。
以前より親密そうだし、近いうちに付き合っちゃうかな？

10時ごろ、空くんと彼の上司が来社された。
いつもの打ち合わせの後、休憩所で空くんと話した。

「茜ちゃん髪切ったんだ」
「そうだよ。似合う？」
「うん。高校の頃の茜ちゃんを見てるみたい」

それを聞いて、軽くショックを受けた。
自分としては、より大人っぽくなったと思ってたのに…
より幼さが際立ったのかな？