この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
甘い時間は2人きりで
第25章 不安を打ち消す存在

ーーーーーーー
「茜さん立てる?」
「む、ムリ…」
宣言通り夜通し激しく愛されて、朝は立てない程。
何とか春人に手伝ってもらってシャワーや着替えは済ませたけど…
「ごめんな、いっぱいシて」
「…春人凄い肌ツヤ良くなってるね」
「茜さんもやで。めっちゃ綺麗よ」
海の見える駐車場で、コンビニで春人が買ってくれたおにぎりを頬張る。
「なんか春人には嫌な所見せちゃったね」
「そんな事ないで。茜さんが俺の事頼ってるの伝わってきて嬉しかったし」
緑茶を飲み干すと、私の頭を撫でてくれた。
「これからは身近な人にきちんと甘える事。それに俺には苦しい事も隠さんと話してや」
「うん。今日はありがとう」
春人はニッコリ笑うと、頰にキスをくれた。
「お礼は唇にキスがええなー」
「あの、食べ終わってからで良いかな?」

