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第7章 牝奴隷麗華の露出日記

　乳房吊りとは、巨乳の女性の乳房の根元を縄で縛り、天井や樹木等を利用して、乳房だけで全体重を支えるように吊り下げることをいいます。

　SMプレイの中でも拷問に類するハードかつ危険なプレイの一つであり、乳房のうっ血を伴う激痛に加え、乳房が垂れるなどといった影響が避けられないことから、精神的な悦楽を追及する日本の一般的な緊縛愛好家の間で扱われることは少ないのです。




　それでも欧米のSM愛好家のうち、過激性を追求するサークルでは乳房吊りはプレイに取り入れられる機会がしばしばあります。

　そして私は、欧米のそんな過激なDVDを、ご主人様のお店でしょっちゅう借りていたのです。
　借りていたDVDを返却に行った時、DVDのケースに恥ずかしい「染み」が付いているのをご主人様に発見されてしまって。

「麗華君。この染みは何かなあ」

と冷やかされた事もあります。




　うら若き乙女を虐（いじ）めるのが大好きなご主人様から、お店の倉庫で実際に乳房吊りを体験させられたことも何回かあるのです。