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心の隙間に…「君を好きにならない」スピンオフ
第3章 恋人
面白い?
俺のどこが面白いのか
全くわからない
でも
コータは
俺を見ると微笑み
そして時折
クスクスと笑った
そんな
なんでもない時間が
心地良いい
なんだかもう
俺達
恋人同士みたいだな
「翔輝さん」
「ん?」
「風呂、借りてもいいですか?」
「あぁいいよ。
俺はさっきシャワー浴びたんだ。
タオルも好きに使って
かまわないから」
「シャワーしたんだなーって
思ってましたよ。
起きた時から
いい匂いしてました」
そう言うと
コータは俺に近づいて
髪の匂いを
胸いっぱい吸い込み
「いい匂い。
俺もおんなじ匂いになってこよ」
そう言って
風呂場に行ってしまった
赤い
俺の耳
今多分
めちゃくちゃ赤い
俺は咄嗟に
両手で耳を隠していた
なんで?
なんで俺
照れてんだよ
俺のどこが面白いのか
全くわからない
でも
コータは
俺を見ると微笑み
そして時折
クスクスと笑った
そんな
なんでもない時間が
心地良いい
なんだかもう
俺達
恋人同士みたいだな
「翔輝さん」
「ん?」
「風呂、借りてもいいですか?」
「あぁいいよ。
俺はさっきシャワー浴びたんだ。
タオルも好きに使って
かまわないから」
「シャワーしたんだなーって
思ってましたよ。
起きた時から
いい匂いしてました」
そう言うと
コータは俺に近づいて
髪の匂いを
胸いっぱい吸い込み
「いい匂い。
俺もおんなじ匂いになってこよ」
そう言って
風呂場に行ってしまった
赤い
俺の耳
今多分
めちゃくちゃ赤い
俺は咄嗟に
両手で耳を隠していた
なんで?
なんで俺
照れてんだよ