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人魚島
第4章 咲子の村案内
確かに咲子は多少ワンオクターブ程高かった。
『合戦してくる』
『あ、邪魔しちゃ怒られるよ?』
不意に花子の手を掴む僕。
花子も満更では無い様で僕の手をギュッとした。
チリン…と風鈴が鳴る。
咲子が睨み足場からジャンプし下りて来る。
そして『ハルキはうちのもんやッ!』と花子に蹴りを食らわせた。
『ああ、痛いお姉ちゃん止めてやッ!』
『ほな、手を離せやカスッ!』
『止めなさいッ!みっとも無いがなッ!見苦しいがなッ!』
すぐさま三咲さんが咲子の二の腕を掴んだ。
『あ、母ちゃん痛いッ!』
『ほな止めて?喧嘩は家の敷地内でやって?』
『母ちゃん、帰ろ』
花子が蹴られた脛をさすりながら『ああ、歩けんわ』と呟く。
仕方無く『乗りなよ?』と花子の前にしゃがめば、花子が綻びニコニコしながら『良いの?』と小首を傾げる。
『構わ無いよ、帰ろ』僕は軽々花子をおぶった。
咲子が激しく睨んでいたが、構わず魚沼家迄花子をおぶり続けた。
咲子が不意に『あんな母ちゃん』と切り出したので三咲さんが缶ビール片手に『なんや?』と咲子に告げる。
『さっきハルキと激しくエッチしたけん、激しくまぐわったけん、もう処女や無いけん、来月の赤神様はいらんわ』
『な、何?アンタらセックスしたんかッ?』
『うん、四回戦した。ハルキは4回もあたしの胎内でイッたで?』
途端狼狽えた三咲さんが頭を抱えながら『アンタら…』と唸り僕を思い切りビンタした。
『わ、母ちゃん暴力は止めなさいやッ!』
『母ちゃん見苦しいッ!止めなさいやッ!』
『アンタがうちの咲子を汚したんかッ?』
咲子と花子二人がかりで僕から三咲さんを引き離す。
三咲さんは肩を怒り肩にしハァハァと荒い呼吸を繰り返しながら『アンタがうちの咲子汚したんかッ?』と吠えた。
『感心しないねぇ、三咲ちゃん、女の子が男の子に暴力だなんて見苦しいよ?』
不意に散歩道から早坂先生がカルビが入ったビニール袋と芋焼酎の一升瓶片手にフラッとやって来た。
『てっつんやん?久しぶり、元気してた?』
途端ケロッと笑う三咲さん。
『許してやりなよ?俺等だって10代にはセックスしまくってたんだから』
煙草に火を付けながら早坂先生がニヤッとする。
『ほな、今夜は早坂先生に免じて許したるけん、さっさと焼き肉プレートを用意してきや?解ったか?』
『合戦してくる』
『あ、邪魔しちゃ怒られるよ?』
不意に花子の手を掴む僕。
花子も満更では無い様で僕の手をギュッとした。
チリン…と風鈴が鳴る。
咲子が睨み足場からジャンプし下りて来る。
そして『ハルキはうちのもんやッ!』と花子に蹴りを食らわせた。
『ああ、痛いお姉ちゃん止めてやッ!』
『ほな、手を離せやカスッ!』
『止めなさいッ!みっとも無いがなッ!見苦しいがなッ!』
すぐさま三咲さんが咲子の二の腕を掴んだ。
『あ、母ちゃん痛いッ!』
『ほな止めて?喧嘩は家の敷地内でやって?』
『母ちゃん、帰ろ』
花子が蹴られた脛をさすりながら『ああ、歩けんわ』と呟く。
仕方無く『乗りなよ?』と花子の前にしゃがめば、花子が綻びニコニコしながら『良いの?』と小首を傾げる。
『構わ無いよ、帰ろ』僕は軽々花子をおぶった。
咲子が激しく睨んでいたが、構わず魚沼家迄花子をおぶり続けた。
咲子が不意に『あんな母ちゃん』と切り出したので三咲さんが缶ビール片手に『なんや?』と咲子に告げる。
『さっきハルキと激しくエッチしたけん、激しくまぐわったけん、もう処女や無いけん、来月の赤神様はいらんわ』
『な、何?アンタらセックスしたんかッ?』
『うん、四回戦した。ハルキは4回もあたしの胎内でイッたで?』
途端狼狽えた三咲さんが頭を抱えながら『アンタら…』と唸り僕を思い切りビンタした。
『わ、母ちゃん暴力は止めなさいやッ!』
『母ちゃん見苦しいッ!止めなさいやッ!』
『アンタがうちの咲子を汚したんかッ?』
咲子と花子二人がかりで僕から三咲さんを引き離す。
三咲さんは肩を怒り肩にしハァハァと荒い呼吸を繰り返しながら『アンタがうちの咲子汚したんかッ?』と吠えた。
『感心しないねぇ、三咲ちゃん、女の子が男の子に暴力だなんて見苦しいよ?』
不意に散歩道から早坂先生がカルビが入ったビニール袋と芋焼酎の一升瓶片手にフラッとやって来た。
『てっつんやん?久しぶり、元気してた?』
途端ケロッと笑う三咲さん。
『許してやりなよ?俺等だって10代にはセックスしまくってたんだから』
煙草に火を付けながら早坂先生がニヤッとする。
『ほな、今夜は早坂先生に免じて許したるけん、さっさと焼き肉プレートを用意してきや?解ったか?』