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人魚島
第4章 咲子の村案内
橘さんが興奮気味に言うがいまいち理解出来無い僕と咲子にニヤニヤする橘さんと早坂先生と三咲さん。
『もうワシらは寝るけん』と宗一さんと静枝さんが立ち上がった。
『うちも…』と花子も立ち上がる。
これ以上は恥ずかしくて聞いてられ無いと言った雰囲気だ。
5人になり、まばらになりつつある焼き肉をつつきながら『これ以上今夜はヤッたらいかんけんな、アンタ等コンドームもう持ってやんやろ?』と再度念を押す三咲さん。
『まぁまぁ構わんやろ?覚え立てやけん、ほっといても盛るけんな』笑う橘さん、顎の無精髭を撫で回している。
『ああ、そうだ、三咲ちゃん、来週俺呉市に行くんだよ』
早坂先生が芋焼酎をグビッと呷りながら三咲さんを見据えた。
『あら?何の用事?』
『学会、でね、美沙の事は覚えてる?』
『あん?ああ、てっつんの元彼女やろ?その人がどないかしたんけ?』
『実は今夜久しぶりに連絡するつもりなんだよ、彼女が電話に出たら咲子ちゃんの勝ちで出なかったら俺の勝ちって博打をちょいと打ってるんだ』
『何賭けてんの?まさか来月の赤神様の相手やとか無いやんね?』
三咲さんが眉ねを寄せた。
『まさか、違うよ。スマートホンと三咲さんの手料理賭けて戦ってるんだよ』
笑う早坂先生に咲子が『あたしの勝ちやな』とニヤニヤする。
『はぁ、それで?来週咲子は念願のスマートホンGETって?羨ましいなぁ、あ、花子にもお願い』
『勿論そのつもりだよ』
そんなやり取りに咲子が不服そうに卓袱台を叩いた。
『なんだってまたあいつを甘やかすんや?』
『甘やかされとるんはアンタやろ?』
ニヤニヤしながら咲子の頭をワシャワシャする三咲さんの手を振り払い吠える咲子。
『またなんだってまた?薄ら気味悪いねんッ!アンタ等不気味な妄信的な信者となんら変わらんけんねッ!』
再度卓袱台を叩く咲子の頭を再度ワシャワシャする三咲さん。
『構わんやろ?多分あの子のお陰で砂糖黍畑だって良く繁るんやし』
『だからそれが気持ち悪いって言うとんねんッ!』
『アンタ静かにし?花子が起きるやんか?』
『なんだってまた花子花子って花子優先なん?うちが長女やで?』
『関係あらへんがな、あの子は魚人様の巫様、アンタは一般市民、なぁんも特別な能力もあらへんうち等と変わらん非力な人間様や』
『気味悪いねんッ気持ち悪いねんッ』
『もうワシらは寝るけん』と宗一さんと静枝さんが立ち上がった。
『うちも…』と花子も立ち上がる。
これ以上は恥ずかしくて聞いてられ無いと言った雰囲気だ。
5人になり、まばらになりつつある焼き肉をつつきながら『これ以上今夜はヤッたらいかんけんな、アンタ等コンドームもう持ってやんやろ?』と再度念を押す三咲さん。
『まぁまぁ構わんやろ?覚え立てやけん、ほっといても盛るけんな』笑う橘さん、顎の無精髭を撫で回している。
『ああ、そうだ、三咲ちゃん、来週俺呉市に行くんだよ』
早坂先生が芋焼酎をグビッと呷りながら三咲さんを見据えた。
『あら?何の用事?』
『学会、でね、美沙の事は覚えてる?』
『あん?ああ、てっつんの元彼女やろ?その人がどないかしたんけ?』
『実は今夜久しぶりに連絡するつもりなんだよ、彼女が電話に出たら咲子ちゃんの勝ちで出なかったら俺の勝ちって博打をちょいと打ってるんだ』
『何賭けてんの?まさか来月の赤神様の相手やとか無いやんね?』
三咲さんが眉ねを寄せた。
『まさか、違うよ。スマートホンと三咲さんの手料理賭けて戦ってるんだよ』
笑う早坂先生に咲子が『あたしの勝ちやな』とニヤニヤする。
『はぁ、それで?来週咲子は念願のスマートホンGETって?羨ましいなぁ、あ、花子にもお願い』
『勿論そのつもりだよ』
そんなやり取りに咲子が不服そうに卓袱台を叩いた。
『なんだってまたあいつを甘やかすんや?』
『甘やかされとるんはアンタやろ?』
ニヤニヤしながら咲子の頭をワシャワシャする三咲さんの手を振り払い吠える咲子。
『またなんだってまた?薄ら気味悪いねんッ!アンタ等不気味な妄信的な信者となんら変わらんけんねッ!』
再度卓袱台を叩く咲子の頭を再度ワシャワシャする三咲さん。
『構わんやろ?多分あの子のお陰で砂糖黍畑だって良く繁るんやし』
『だからそれが気持ち悪いって言うとんねんッ!』
『アンタ静かにし?花子が起きるやんか?』
『なんだってまた花子花子って花子優先なん?うちが長女やで?』
『関係あらへんがな、あの子は魚人様の巫様、アンタは一般市民、なぁんも特別な能力もあらへんうち等と変わらん非力な人間様や』
『気味悪いねんッ気持ち悪いねんッ』