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第1章 体育

一瞬、なんのことだろうと思ったけど、
気づいた瞬間恥ずかしくて穴があったら入りたくなった！





「ご、ごめん！気づかなかった！」


「ううん、全然俺は大丈夫。むしろありがとうね♪」




「ありがとうって...なにそれ。ふふっ」




恥ずかしくて瞬くんの顔見れなかったけど、ふざけた感じで返してくれたから交代する頃にはもうすっかり忘れてた。





「はいじゃあ交代～同じことして」




「次は俺が押す番だね、莉奈ちゃん座って～」



「うん！」




「体硬いみたいだから、ゆっくり押してくね？息吐きながら前に体重傾けてみて。」




「ふ～～っ」


「そうそう、いい感じ」




やっぱりできる人とペアだと、やりやすい♪
いつもより、柔らかくなった気がする！