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Leverage Effect〔レバレッジ イフェクト〕
第3章 捕食─墜す─
舐めるような視線に晒されながら、涙に濡れた長い睫毛を伏せて澁谷は口許をキッと結ぶ。
やがて先程の右手が、右足の太腿の下に潜り込むと、怖ず怖ずとその足を肘掛けの上へと引き上げた。
大胆に開かれた脚のあいだで、澁谷の後ろが淫らに息づいているのがわかる。
快楽に我が身を売り渡した澁谷の蕩けるような表情。
乱れた色気に余裕が無くなっていくのがわかる。もう、抑えることが出来ない。
華奢な腰を思い切り引き寄せると、鈴口から溢れる密を指に塗りつけて、秘所を執拗に嬲った。
その度に澁谷の軆が弓なりになって、啜り泣くように解放を乞うがそれには耳を貸さずじっくり時間を掛けて解していく。
縋って啼いてみろよ。
「……し…て……」
──最後まで言わなきゃ駄目だ。
「何をしてほしい?言えよ…」
意地悪く囁くと、息も絶え絶えに震えるような澁谷の声。
「…い、れ…て……、ぁあ…っ」
その答を聞いて、漸く灼熱の塊を澁谷の秘所にこじ入れる。