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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第40章 愛しい君とエンドレス・LOVE〜二人の終らない恋物語〜

暗やみだった室内に少しずつ外の光りが差し込んでいた。
揺すって起こしたいけどそれは我慢。
目の前でぐっすりと眠り込む晶さんを見つめ、そう思いながら晶さんの頬を撫でる。
夜明け前──
白くなっていく空が、晶さんと離れ離れになる時間が迫っていることを否応なく知らせていた。
「……ねえ、晶さん…もう起きないと俺、仕事に行っちゃうよ……」
すごく小さな声で囁いてみた。
お見送りもしてほしいけど起こしたくはない。
かなり矛盾しまくりだ──
でもしょうがない。。。
この寝顔はずっと眺めていたいって思ってしまうから……
俺の隣でこうも無防備に可愛い寝顔をさらしてくれる晶さんが愛しくたまらない。
そんな晶さんを見つめていると、セットした目覚まし時計がカチっと作動した。
「──…と…」
あぶないあぶない……
間一髪でベルを止める。
せっかくセットした時計だったけど晶さんをじっくり抱いたあと、一睡もすることなく朝を迎えた俺には結局必要なかったみたいだ。
止めた時計を確認して、晶さんをもう一度見つめる。
名残惜しいけどそろそろ準備しなきゃ…
小さな寝息を立てる晶さんの頬にキスをして、静かにベッドを抜け出した。

