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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第2章 平凡なひび
あたしのお腹に熱い欲を放った夏希ちゃんは快感に歪んだ顔を見られると、とても恥ずかしそうに目を反らした。

脈打つ先から未だ滴る温い体液がボトリとあたしのお腹に重く落ちる。

躰を放しながら夏希ちゃんは赤い顔で悔しげにポツリと呟いた。


「なんかすごい気持ち良かった…」


夏希ちゃんはテーブルのティッシュを引き寄せて、あたしのお腹に溢した自分の欲を拭き取りながら

「あんまり見ないで」

気まずそうにそう言った。

大量に飛び散った体液に本人も少し焦ったらしい。

それにしてもすごい量だ──

こんなに出るもんだっけ?

もしかして溜まってた?


“充分間に合ってるから──”

…て、たしかそう言ってたはず…


初日に聞いた言葉を思い出してつい、お腹を拭いてる夏希ちゃんをマジマジと見てしまう。


「……っだからあんまり見ないでって…」

「ごめん」

「──なんで謝るの」

「何となく…」

申し訳なさそうに言ったら、何だか立場がないって顔をしてる。

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