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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第4章 スキャンダル

突き放された状態に言葉が見つからない。
無性に切なくて黙ってテレビに向かう彼女の肩に額を預けて唇を押し当てたらふと呟いた…
「あんまり触らないで」
「──…っ…」
「………」
「なにそれっ…」
「………」
「どういうこと?」
「………」
「晶さん!?」
強いショックを受けた…
完全に拒否をしたような彼女の声に胸が震える。
「夏希ちゃん…芸能人だから…あまり噂たってもよくないでしょ?」
「──…っ…なに言ってんの…っ」
唖然とした──
なんでそんな平然と言えるんだろう──
俺が今、どんな顔してるか見もしないで
なんでこんな平気にっ…
「夏希ちゃんほとぼり冷めるまでのお客さんだから──」
「───…」
「家がないわけじゃないし、落ち着いたらここは出ていくでしょ?」
「何考えてそんなこと言うわけっ…──
俺達、恋人じゃなかったっけ?
キスたくさんしたら恋人になるって約束したよねっ!?」
だからあれだけ不安だって言ったのにっ──
気持ち悪いっ
なんか心がぐちゃぐちゃだっ

