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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第24章 スタジオ初入り

「マリオさん見えました。撮影準備お願いします」
スタッフが入り口で声を掛けてきた。
パッケージ用の写真を録り終えた所で、絡みで撮るタレントモデルが到着したようだ。
現れた立ち姿はさすがにモデルだと言える。
緩やかな金髪のウェーブ。
インに着こんだ濃いグレーのシャツの上には白地に細い金糸のストライプのラインがきいたスーツを重ねている。
どう見ても日本人離れした顔立ちだ──
「彼はスペインとヨーロッパ、日本のクォーターだよ」
「なるほど…」
セットのソファに座ったままのあたしに近付いて楠木さんが情報をコソッと教えてくれる。
彼は傍までくると商売用の笑顔を向けて握手を求めてきた──
「よろしく、倉田さん。撮影は初めてらしいね」
「あ、はい」
「ポージングは僕がリードするけどギャラを貰うなら君も一応プロだから──」
微笑んだわりに中々手厳しい──…
そんなマリオにあたしはただ無言で頷き返した。
「じゃあ二人ともお願いします」
「OK、じゃ倉田さん。ワイルドでセクシーにいかせてもらうから…」
「──!?」
そう言われた途端シャッターが切り続けられる中でいきなりマリオにソファに押し倒されて片足を抱えられた。
スタッフが入り口で声を掛けてきた。
パッケージ用の写真を録り終えた所で、絡みで撮るタレントモデルが到着したようだ。
現れた立ち姿はさすがにモデルだと言える。
緩やかな金髪のウェーブ。
インに着こんだ濃いグレーのシャツの上には白地に細い金糸のストライプのラインがきいたスーツを重ねている。
どう見ても日本人離れした顔立ちだ──
「彼はスペインとヨーロッパ、日本のクォーターだよ」
「なるほど…」
セットのソファに座ったままのあたしに近付いて楠木さんが情報をコソッと教えてくれる。
彼は傍までくると商売用の笑顔を向けて握手を求めてきた──
「よろしく、倉田さん。撮影は初めてらしいね」
「あ、はい」
「ポージングは僕がリードするけどギャラを貰うなら君も一応プロだから──」
微笑んだわりに中々手厳しい──…
そんなマリオにあたしはただ無言で頷き返した。
「じゃあ二人ともお願いします」
「OK、じゃ倉田さん。ワイルドでセクシーにいかせてもらうから…」
「──!?」
そう言われた途端シャッターが切り続けられる中でいきなりマリオにソファに押し倒されて片足を抱えられた。

