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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第25章 虎視眈々(コシタンタン)

「じゃあ次の稼ぎ頭が出て来たなら俺、引退すっかな〜」
ソファにパタンと横になり足を組んだ。
「引退してなにするんだお前が?」
「え〜…俺?」
そりゃあ、引退したらあれっしょ?
「コーヒーショップの厨房担当!」
「んだその地味でヤケに現実的な夢は?」
「はは…いいだろ?すごいかわいい夢…」
隣にはエプロンをしたミニスカの晶さん──
ほんとにささやかな夢だ……。
ささやか過ぎて壊されそう…
舞花という自己中女にっ…
俺はガバッと起き上がった。
「逢いにいこっと!」
「ん?」
呟いた俺の言葉が聞き取れず…社長はまたテレビ画面に目を向けていた。

