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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第25章 虎視眈々(コシタンタン)

強く追及したところで晶さんは頑として口を割らない。
俺はそんな晶さんに強く溜め息を吐いた…
「臨時のバイトして──」
「………」
「そのあとに肉食ったんだ?」
「──…!?」
すばり当てた俺に晶さんはえらく驚いた顔を見せた。
「香ばしい油の臭いがプンプンしてる」
「あ……」
そして──
以前香った男物の香水の香りも微かに漂っていた。
「一人じゃないよね?…肉食ったの──」
「………」
「この間言ってた“肉の塊”喰わせるって奴?」
確か鼻ほじる真似しながら大威張りで言ってたよな──
晶さんは膝に視線を落としたまま静かに頷いていた。
俺の視線は溜め息と同時に白い天井を仰ぐ。
何だか目眩がしかけた。
無駄に出る諦めにも似た息──
俺は伸びをするようにして頭の後ろで手を組んでソファに深く身を沈めた。
「……俺も…」
「───」
「浮気しようかな…」
聞こえるように呟く。
「真面目にしてても浮気されるなら、なんかバカらしくなってきた──」
言いながら晶さんをチラリと見た。
「浮気じゃないじゃん…」
晶さんは小さく呟く。
「…食事だけじゃん……」
「………」
呟いて黙った晶さんを見つめソファに沈めた身体を起こす。
俺はそんな晶さんに強く溜め息を吐いた…
「臨時のバイトして──」
「………」
「そのあとに肉食ったんだ?」
「──…!?」
すばり当てた俺に晶さんはえらく驚いた顔を見せた。
「香ばしい油の臭いがプンプンしてる」
「あ……」
そして──
以前香った男物の香水の香りも微かに漂っていた。
「一人じゃないよね?…肉食ったの──」
「………」
「この間言ってた“肉の塊”喰わせるって奴?」
確か鼻ほじる真似しながら大威張りで言ってたよな──
晶さんは膝に視線を落としたまま静かに頷いていた。
俺の視線は溜め息と同時に白い天井を仰ぐ。
何だか目眩がしかけた。
無駄に出る諦めにも似た息──
俺は伸びをするようにして頭の後ろで手を組んでソファに深く身を沈めた。
「……俺も…」
「───」
「浮気しようかな…」
聞こえるように呟く。
「真面目にしてても浮気されるなら、なんかバカらしくなってきた──」
言いながら晶さんをチラリと見た。
「浮気じゃないじゃん…」
晶さんは小さく呟く。
「…食事だけじゃん……」
「………」
呟いて黙った晶さんを見つめソファに沈めた身体を起こす。

