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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第28章 ラブチェス

「俺、晶さんから食事行くって聞いて打ち上げ中ずっと気になってたけど?」
「うん…」
「晶さんは着信見なきゃ俺のこと思い出してくれなかったんだ?……」
「………」
電話──…しつこいくらい掛けててよかった…
そんなことに安堵する俺って一体……
欲しい獲物をしっかりと手に入れるには銃弾三発──
一発目は強く自分の存在を印象付けること
でもこれはとうに撃ちっぱなした──
俺を見くびると大変なことになるって以前、印象付けたつもりでいた筈なのに──
カスッただけか?
残る弾はあと二発──
檻に捕らえた野生の虎に自分の手で餌をやらなきゃならない
喰うか喰われるか
餌付けの筈が俺が喰われ掛けた時の為の二発目の銃弾は
撃つタイミングを間違えたらこっちが即死する──
「晶さん……」
「はい……」
「俺のとこに戻って来てくれたからこれ以上は言わないけど……」
「………」
「けどっ…」
「………」
「次はないからっ!」
「……は、い…ごめんなさい…」
そういって首に腕が巻き付いた。
晶さんはほんとに反省したんだろうか?
上目使いな晶さんはまだまだ信用に足らない。
可愛さにそそのかされる俺が一番悪いんだろうけど、甘えられたらやっぱり疼いちゃうわけで。。。

